福島県「まん延防止」適用 国に要請の方針 病床使用率30%超

新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて福島県は「まん延防止等重点措置」を適用するよう週明けにも国に要請する方針です。

福島県では一日の新規感染者が2日連続で100人を超え、病床使用率は30%を超えています。

こうした状況を受けて県は、21日夕方に開かれる新型コロナウイルス対策本部会議で「まん延防止等重点措置」を適用するよう国に要請することを決定する方針です。

国に要請するのは週明けになる見通しで、対象区域として、県独自の集中対策を行う南相馬市と、感染が拡大している、いわき市を指定する方向で調整しているほか、郡山市も含めるかどうか検討しています。

政府は、各地の感染状況や病床の使用率などの分析を続け、自治体から重点措置の適用の要請があれば速やかに検討し、来週前半にも決定する方針です。