国交省「基幹統計」データ書き換え きょう関係者処分公表へ

国の統計の中でも特に重要な「基幹統計」のデータの書き換え問題で、国土交通省は21日、関係者の処分を公表します。
当時の担当幹部を減給などの処分にする方向で最終調整しているほか、斉藤国土交通大臣も、大臣給与と賞与を自主返納する方針です。

「基幹統計」の1つで、建設業の毎月の受注動向などを示す「建設工事受注動態統計」を巡って、国土交通省が不適切な処理を続けてきた問題で、第三者による検証委員会は、今月14日、データの書き換えが2000年度よりも前から行われていたなどとする報告書をまとめ、公表してこなかった国土交通省の対応を厳しく批判しました。

これを受けて、国土交通省は21日、関係者の処分を公表することにしていて、▽山田邦博 事務次官らを訓告、▽当時の担当幹部を減給や戒告の処分にする方向で最終調整しています。

また、斉藤国土交通大臣も、責任を明確にしたいとして、大臣給与の4か月分と賞与を自主返納する方針です。

処分にあわせて、国土交通省は、過去のデータを復元し、問題となった統計の結果を修正するための有識者会議の開催なども公表する方針で、再発防止策も含め、信頼回復に向けた取り組みを急ぐことにしています。