横浜市 3回目接種 さらに前倒し 一般の高齢者は1月31日から

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、横浜市は、3回目のワクチン接種の計画をこれまでよりさらに前倒しし、一般の高齢者への接種は1月末から、64歳以下については2月下旬から始めると発表しました。

横浜市は20日開いた新型コロナウイルス対策本部で、3回目のワクチン接種の計画を前倒しする方針を確認しました。

具体的には、
▽65歳以上の一般の高齢者の接種開始を1週間程度早めて、1月31日からとするほか、
▽64歳以下の人への接種も2週間程度前倒しして、2月下旬から始めるということです。

この日程に間に合うよう、接種券の発送は1月28日から始めるとしています。

一方、会議では、今週月曜日以降、市立学校の児童や生徒498人の感染が確認され、先週1週間の2倍以上となったことや、今月に入って115の保育所が休園したことなど、感染拡大が止まらない状況についても報告されました。

横浜市の山中竹春市長は「保健所がすべての患者の健康観察を行うのは、もはや不可能な状況だ。軽症の人も多いので、保健所が何をすべきなのか、業務内容を至急に見直す必要がある」と話していました。