3回目接種“スタート若干遅れた ペース加速させる”官房副長官

先月から始まった新型コロナワクチンの3回目の接種について、木原官房副長官は、年明け以降に本格的に実施している自治体が多いとして、自衛隊による大規模接種会場の設置などを通じてペースを加速させていく考えを示しました。

政府が19日公表した新型コロナワクチンの最新の接種状況によりますと、3回目の接種を受けた人は162万人余りで、全人口の1.3%となっています。

これについて木原官房副長官は記者会見で「3回目接種は先月から開始したが、結果的に年明けから本格的に開始する準備を進めた自治体が多かった。そういう意味でスタートが若干遅れたということだと思う」と述べました。

そのうえで「必要なワクチンの確実な供給や、自衛隊による大規模接種会場の設置、それに自治体への支援など、地方自治体と緊密に連携しながら政府一丸となって取り組みを強化したい。しっかりと接種のペースを上げていきたい」と述べました。