都の「発熱相談センター」相談件数急増で電話番号を追加

新型コロナウイルスの感染の急拡大に伴い都が設けた「発熱相談センター」の相談件数が急増していて、都は20日から電話番号を増やし、対応する回線も1.5倍に増強しています。

東京都は発熱がある人で、かかりつけ医のいない人に対し、電話で相談に乗って地域の医療機関を案内する「発熱相談センター」をおととし10月から開設しています。

都によりますと感染の急拡大に伴い相談件数が急増していて、今月1日に1000件余りだったのが、18日は4800件余りと5倍近くになりました。

電話がつながりにくい時もあるということで、都は20日から番号を2つに増やしました。

これまでの
▽03-5320-4592は24時間受け付けていて、
新たに設けた
▽03-6258-5780は午前9時から午後5時まで対応します。

さらに、これまでの100回線から2つの番号で合わせて150回線に増強しました。

どちらの番号も英語や中国語、韓国語など11の外国語にも対応しているということです。

都は、回線が混み合うことを避けるため、新型コロナに対応できる「発熱外来」のある医療機関を知りたい場合は、電話をする前にまずは都のホームページで確認するように呼びかけています。