NYダウ平均株価 300ドル超下落 原油価格上昇でインフレ懸念

19日のニューヨーク株式市場は、原油価格の上昇を受けてインフレへの懸念が高まり、ダウ平均株価は300ドルを超える値下がりとなりました。

19日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は18日に比べて339ドル82セント安い、3万5028ドル65セントでした。

ダウ平均株価の値下がりは4営業日連続です。

19日のニューヨーク原油市場で原油価格の上昇が続き、国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=87ドル台後半をつけて、約7年3か月ぶりの高値となったことでインフレへの懸念が高まり、売り注文が膨らみました。

また、ニューヨーク債券市場でアメリカ国債が売られ、長期金利が一時、約2年ぶりに1.9%台まで上昇したことへの警戒感が広がったことも背景にあります。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も1.1%、下落しました。

市場関係者は「来週、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が金融政策を決める会合を開くのを前に、インフレへの懸念から金融の引き締めを急ぐのではないかという観測も出て、売り注文が膨らんだ。市場の関心はインフレを抑制するための金融政策に集まっている」と話しています。