英ジョンソン首相 パーティー参加めぐり元閣僚からも辞任要求

イギリスのジョンソン首相が新型コロナウイルスの厳しい規制が続いていたおととし、首相官邸で開かれたパーティーに参加したことなどをめぐって、与党・保守党内でも批判が高まり閣僚経験者が議会で公然と首相に辞任を迫ったほか、党首としての信任投票を求める動きも広がっていて、求心力が低下しています。

ジョンソン政権をめぐっては、新型コロナの感染対策で厳しい規制が続いていたおととしや去年、首相官邸などでパーティーが開かれていた疑惑が次々と明らかになり、ジョンソン首相自身もおととし5月に首相官邸の庭で行われたパーティーに参加したことを認め謝罪しています。

野党は批判を強め首相に辞任を要求していますが、19日の議会では、与党・保守党のデービス元EU離脱担当相が、首相は責任をとっていないとして「神の名にかけて、辞任すべきだ」などと批判し、公然と辞任を迫りました。

ジョンソン首相は、来週にも発表されるとみられる一連の疑惑についての政府の調査結果を待つと言う考えを繰り返しました。

さらにこの日は、保守党に所属していた新人の議員が、離党して最大野党・労働党の議員として活動すると発表し、議場で野党の議員から拍手で迎えられるという異例の事態もありました。

ジョンソン首相に対しては、保守党内で党首としての信任投票の実施を求める動きも広がっていて、求心力が低下しています。