米国務長官 ウクライナへ軍事支援の継続を強調 ロシアを非難

アメリカのブリンケン国務長官はウクライナでゼレンスキー大統領などと会談し、ロシアがウクライナ国境周辺に大規模な軍の部隊を集結させ、脅威を高めていると非難したうえで、ウクライナへの軍事的な支援を継続すると強調しました。

アメリカのブリンケン国務長官は訪問先のウクライナで、19日、ゼレンスキー大統領、クレバ外相と相次いで会談しました。

会談のあと、ブリンケン長官はクレバ外相とともに会見に臨み「ロシアは8年前、ウクライナのクリミアに侵攻し、占領し続けている。そして今、ウクライナ国境周辺におよそ10万人の軍を集結させ、脅威を高めている」と非難しました。

そして、ロシアには、外交的な解決を目指すか、ウクライナへの攻撃を決定し、経済制裁などを科されるか、「2つの道」があるとしたうえで「望ましい道、責任ある道が、外交なのは明らかだ」と述べ、対話による解決を探るよう、ロシアに呼びかけました。

また、ウクライナへの軍事的な支援を継続することを強調し、クレバ外相もアメリカとの連携を強化し、ロシアの脅威に対抗していく考えを示しました。

ブリンケン長官は、今月21日にはスイスで、ロシアのラブロフ外相と会談する予定ですが、ロシア側がNATO=北大西洋条約機構をこれ以上拡大させないことを要求し、書面で回答するよう、アメリカに求めていることについて「書面を出すつもりはない」と述べ、ロシアの要求を拒否する姿勢を示しました。