トンガ 国際電話復旧 空港で火山灰除去進む 迅速な支援に期待

南太平洋のトンガ付近で発生した大規模な火山の噴火について、トンガでは19日国際電話が復旧したと発表されたほか、空港の滑走路に積もった火山灰の除去作業が進められています。通信状況の改善や交通手段の確保によって、現地への迅速な支援につながることが期待されます。

今月15日にトンガ付近で発生した大規模な火山の噴火についてトンガ政府は、3人が死亡し、多くのけが人が出たと発表しています。

現地のラジオ局の職員が首都ヌクアロファで18日撮影したとする画像では、屋根やボンネットが灰に覆われた車や、タイヤの跡がはっきり見えるほど灰が積もっている道路の様子がわかる一方、道路を行き交う車も撮影されています。

トンガでは、海底ケーブルが損傷し、電話やインターネットがほとんどつながらない状態が続いていましたが、現地で携帯電話事業を展開する「デジセル」は、19日国際電話のサービスが復旧したとする声明をホームページで公表しました。

国外との通話が復旧することで、安否がわからなかった人たちとの連絡や、詳しい被害状況の把握につながるとみられます。

また、空路での往来の再開に向けて、現地の空港の滑走路では火山灰の除去作業が進められています。

噴火から5日がたとうとする中、通信状況の改善や交通手段の確保によって、現地への迅速な支援につながることが期待されます。

津波被害や火山灰の写真

現地のラジオ局の職員が18日首都ヌクアロファで撮影したとする写真では、海岸沿いの建物が壊れているほか、樹木がなぎ倒され、津波による被害とみられます。

また、別の写真では、市民が、がれきや土砂の掃除に追われている姿も確認できます。

さらに、海岸から700メートルほど離れた教会をうつしたとみられる写真では、屋根や周囲が灰色の火山灰に覆われ、噴火によって大量の火山灰が降った様子がうかがえます。