鉄道会社とバス会社が 一部一体運用で業務提携へ 徳島

人口減少が進む四国地方で、鉄道会社とバス会社による業種を超えた連携強化の動きです。JR四国は、地域の公共交通のネットワークを維持するため、徳島県内最大のバス会社と、一部の区間で運賃を一体的に運用する方針を固めました。

関係者によりますと、JR四国は、徳島県内最大のバス会社「徳島バス」と、地域の公共交通のネットワークを維持するための連携を強化する方針です。

JR四国はこれまで、徳島県南部の「JR牟岐線」のうち、徳島バスの路線が並行する一部の区間については、互いにダイヤを調整するなど、乗り換えがスムーズになるよう取り組んできました。

ただ、鉄道とバスの双方で、初乗り運賃を支払う必要があるため、両社は、利便性をより高めようと、この区間で運賃を一体的に運用するということです。

これによって、例えば、列車を降りて、駅前の停留所でバスに乗り換えたとしても、JRの運賃体系に沿った運賃を適用するということで、早ければことし4月から始めたいとしています。

今後、事業者どうしで運賃などを調整しても法律に触れないよう、両社は、おととし施行された独占禁止法特例法の認可を目指し、国に申請を行う方針で、鉄道会社とバス会社による業種を超えての申請は、全国で初めてとみられます。