プロ野球 今シーズン公式戦 3年ぶりに延長12回までの方針

プロ野球の12球団監督会議がオンラインで開かれ、NPB=日本野球機構から新型コロナウイルスの影響で変則的となっていた延長戦について、今シーズンの公式戦では3年ぶりに両リーグとも延長12回まで行う方針が示されました。

監督会議は新型コロナウイルスの感染防止のため、オンラインで開かれ、出席した12球団の監督が今シーズンへの意気込みを述べました。

このあと、NPBから今シーズンの日程やルールの変更などについて説明があり、今シーズンの公式戦では両リーグとも延長12回まで行われる方針が示されました。

プロ野球の公式戦は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日本シリーズを除き、おととしは延長10回まで、去年は延長戦は行わず、9回で打ち切りとなっていました。

NPBは、今後の感染状況を見ながら3月の開幕までに正式に決めることにしています。

監督会議の座長を務めた西武の辻発彦監督は「チーム内での感染が起きないよう準備して、1つにまとまって開幕を迎える。延長12回までとなると、先発ピッチャーに1イニングでも長く投げてもらい、頑張ってもらわないといけない」と話していました。