トンガ噴火 3人死亡 多くのけが人 津波は最大15m 政府が声明

南太平洋のトンガ付近で発生した大規模な火山の噴火で、トンガ政府は18日夜、被害の状況などについて初めて声明を出し、これまでに3人の死亡が確認され、多くのけが人が出ていると明らかにしました。噴火で発生した津波の高さは最大で15メートルに上ったとしています。

南太平洋のトンガ付近で今月15日に発生した大規模な火山の噴火について、トンガ政府は18日夜、初めて被害の状況などについての声明を出しました。

それによりますと、これまでにイギリス人女性1人を含む男女合わせて3人の死亡が確認され、多くのけが人が出ているとしています。

また、15日の噴火で発生した津波の高さは最大で15メートルに上り、首都のあるトンガタプ島など、各地の島の西側の海岸が被害を受けたということです。家屋の被害も深刻で、すべての家屋が倒壊した島や2棟を残して倒壊した島があるとしています。

インフラの面では、火山灰によって水の供給に大きな影響が出ていて、安定的な飲み水の確保に努めているとしているほか、通信は18日の時点で国内の一部にかぎって通話や衛星電話の利用ができる一方でインターネットは使えず、復旧作業が行われているとしています。

また、港の施設に被害が出ていて、空港では火山灰を除去する作業が続いているとしています。

トンガ政府は火山活動の監視を続けるとともに被害の確認を進めていて、全容の把握とともに国際的な支援も重要になりそうです。