バレンタインデーに向け 早くもチョコレート商戦始まる 大阪

来月14日のバレンタインデーを前に、大阪のデパートでは早くもチョコレート商戦が始まりました。コロナ禍で自分へのご褒美としてチョコを買う傾向が強まる一方、性別に関係なく友達にチョコを買う需要なども増えているということです。

このうち大阪 阿倍野区の近鉄百貨店「あべのハルカス近鉄本店」では、バレンタインデーに向けて特設の売り場を設け、販売を始めました。

店では、新型コロナ対策で売り場を7か所に分散させています。

ふだんは手に入らない海外のチョコレートなど、およそ140のブランドが取りそろえられ、早速買い求める多くの人でにぎわっていました。

ことしは、新型コロナウイルスの影響で旅行などを自粛した自分へのご褒美としてチョコレートを買う傾向が例年以上に強まっている一方、性別に関係なく友達にチョコを買ったり、男性から女性に贈ったりする需要も増えているということです。

40代の女性は「自分のために買いました。外食の機会も減っていて、とても楽しみにしていたので、きょう食べてしまおうと思います」と話していました。
近鉄百貨店のバレンタイン企画担当の前川那央さんは「コロナ禍ですが、少しでも、うつうつとした気持ちを晴らしてもらうよう楽しんでもらいたい」と話していました。