首相 クリーンエネルギー供給の在り方 方向性の取りまとめ指示

脱炭素社会を実現するための新たな戦略策定に向けた政府の有識者会議の初会合が開かれ、岸田総理大臣は、安定的で安価なクリーンエネルギーの供給の在り方などについて、方向性の取りまとめを関係閣僚に指示しました。

脱炭素社会を実現するための新たな戦略「クリーンエネルギー戦略」の策定に向けて18日、政府の有識者会議の初会合が開かれました。

この中で岸田総理大臣は、2050年のカーボンニュートラルの目標について、「達成の道のりは極めてチャレンジングだ。官民が炭素中立型の経済社会に向けた変革の全体像を共有し、この分野への投資を早急に少なくとも倍増させ、新しい時代の成長を生み出すエンジンとしていく」と述べました。

そのうえで、「クリーンエネルギー戦略では、どのような分野で、いつまでに、どういう仕掛けで、どれくらいの投資を引き出すのか、経済社会変革の道筋の全体像を示したい」と述べました。

そして、安定的で安価なクリーンエネルギーの供給の在り方などについて、方向性の取りまとめを関係閣僚に指示しました。

山口環境大臣「全力で取り組みたい」

総理大臣官邸で開かれたクリーンエネルギー戦略に関する政府の有識者会議のあと、山口環境大臣は「地域の脱炭素化や国民のライフスタイルの変革について、具体策をまとめて報告するよう総理から指示があった」と明らかにしました。

そのうえで「脱炭素社会の実現には、経済社会の変革やイノベーションが不可欠だ。先行して脱炭素を実現する地域を設けて全国に広げていく。社会を変えるのは国民一人一人の問題でもあり、切迫したこととして分かっていただけるよう全力で取り組みたい」と述べました。