前理事長ら逮捕・起訴の日大 外部有識者の「再生会議」初会合

学校法人トップの田中英壽前理事長らが逮捕・起訴される異例の事態となっている日本大学で、外部の有識者が改革案を検討する会議の初めての会合が開かれ、「前理事長が人事を恣意的に決めていたことが背景にあったのではないか」などの意見が出されました。

日本大学では、理事長だった田中英壽被告(75)が脱税の罪で、その側近で理事だった井ノ口忠男被告(64)が背任の罪で逮捕・起訴される異例の事態となり、大学は外部の有識者による「再生会議」を発足させ、18日東京 千代田区で初めての会合が開かれました。

会議のメンバーは、複数の大学の学長や組織のガバナンスの専門家など11人で、日大の加藤直人理事長は「二度とこのような事態を招かぬよう、きたんのないご意見をいただき、新たな道を築いていきたい」とあいさつしました。

議長に選ばれた元検事の矢田次男弁護士によりますと、18日の会合では「前理事長が理事や評議員の人事を恣意的に決めていたことが背景にあったのではないか」などの意見が出たということです。

「再生会議」は、今後も週に1回程度、会合を開いて理事や評議員の選出方法や、ガバナンスの在り方を検討し、ことし3月末までに大学に改革案を提出することにしています。