財務省の改ざんめぐる文書の開示求める裁判 大阪地裁で始まる

財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の男性職員の妻が、改ざんをめぐる財務省内部のやり取りがわかる文書の開示を求めている裁判が大阪地方裁判所で始まり、国側は争う姿勢を示しました。

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんは「夫の死の真実が知りたい」と、国などに賠償を求める裁判を起こしていましたが、国が先月請求を全面的に受け入れる手続きをとったため、雅子さんが求めていた証人尋問などは行われずに、国への裁判は終わりました。

この裁判とは別に、雅子さんは、俊夫さんが残したいわゆる「赤木ファイル」で明らかにならなかった改ざんをめぐる財務省内部のやり取りがわかる文書の開示を、財務省が拒んでいるのは不誠実で不当だと主張して、国に開示を求める訴えを起こしています。

18日から、この裁判が大阪地方裁判所で始まり、国側は「適法だ」と主張して争う姿勢を示しました。

そして、ことし3月末までに具体的な反論を書面にまとめ提出するとしています。

雅子さんは「裁判を通して夫がどうやって亡くなったかがわかる資料が出てくることを願っています」というコメントを出しました。