性別への偏見や違和感 文字にして展示するイベント 東京 国立

日常の生活で感じた性別による偏見や押しつけなどの違和感を文字にして展示し、ジェンダーについて考える参加型のイベントが東京 国立市で行われています。

このイベントは性別による役割や押しつけをなくし、自分らしく生きる社会について考えようと、市民グループがJR国立駅前の催し会場で開いています。

会場には自由に入場でき、訪れた人に、日常生活で周りから言われるなどして抱いた性別に関しての違和感などの体験をカードに記入してもらい会場に展示しています。

これまでに展示されたカードには、「女子なんだから重いものを持たなくていい、お金を出さなくていい、車の運転しなくていいとできるのに言われた」とか、幼い子どもの父親からは育児をする中で、「周りの人からの『やっぱり、お母さんだよね』ということばに傷ついた」などの体験が寄せられています。
展示を見た60代の女性は「男性も男らしさを押しつけられている部分があるんだとわかった。染みついた意識はなかなか変わらないので、こうしてことばにして読むと、意識できていいと思う」と話していました。

また、70代の男性は「兄弟に女性がいなかったので、女の人はこう考えていたんだなと考えながら見ていた。いろいろな考え方がそれぞれあっておもしろいです」と話していました。

主催した洪華奈さんは「もやもやした気持ちになった経験を共有することで『自分も同じように言ってしまったかもしれない』と気付いてもらいたい。ジェンダーを考えるきっかけにしてほしい」と話しています。

この展示会はJR国立駅前の「旧国立駅舎」で20日まで開かれ、体験談が書かれたカードはSNSでも公開されています。