妻殺害などの罪 裁判員裁判の初公判 夫は殺人罪を否認 千葉

千葉県印西市に住む32歳の女性を殺害したとして、遺体が見つからないなか、殺人などの罪で起訴された夫の裁判員裁判が18日から始まり、夫は遺体を遺棄したことを認めたうえで「妻は事故死だった」などと殺人については否認しました。

茨城県つくば市の無職、小野陽 被告(48)はおととし3月、別居中の妻で千葉県印西市に住んでいた小野理奈さん(当時32)を殺害して遺体を遺棄したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われています。

理奈さんの遺体はいまも見つかっていません。

18日から千葉地方裁判所で始まった裁判員裁判の初公判で、被告は遺体を遺棄したことを認めた一方で「妻は事故死で私は殺していません」と述べ、殺人について否認しました。

検察は冒頭陳述で「被害者と長男の監護権を巡ってトラブルになり、駐車場にとめた車の中で刃物のようなもので刺して殺害した。車内から血痕が見つかったほか被告の自宅からは被害者の血液がついた折りたたみナイフがみつかっている」などと主張しました。

一方、弁護側は「離婚や監護権などについて車内で話し合っていたところ被害者がカッターナイフを見せてきたため、もみ合いになり刺した。遺体を遺棄したのは事故死を隠すためだった」などと主張しました。