通常国会 あすから代表質問 夏の参院選に向け与野党論戦へ

通常国会が17日召集され、岸田総理大臣は施政方針演説で、新型コロナ対策では状況に応じて柔軟に対応し、万全の態勢を整える考えを強調しました。
野党側は、19日から始まる代表質問で、政府のコロナ対策は不十分だとして追及するとともに、改善策を積極的に提案する方針です。

岸田総理大臣は、17日、衆参両院の本会議で施政方針演説を行い、新型コロナ対策について「一度決めた方針でも、よりよい方法があれば、ちゅうちょなく改め、柔軟に対応を進化させていく」と述べ、万全の態勢を整える考えを示したほか、賃上げをめぐっては、近年の低下傾向を一気に反転させることへの期待を強調しました。

これに対し立憲民主党の泉代表は「肝心なところに具体策がない演説だ」と指摘していて、野党側は、19日から始まる施政方針演説などに対する代表質問で、政府のコロナ対策は不十分だとして追及するとともに、PCR検査の体制強化や、病床の確保を強化するための法整備を求め、改善策を積極的に提案する方針です。

通常国会で、政府・与党は、新年度予算案や、「賃上げ税制」を盛り込んだ関連法案などの早期成立を図り、実績を積み上げたいとしている一方、野党側は、政権を批判するだけでなく、目指す社会や政策をアピールして存在感を示したい考えで、夏の参議院選挙に向けた、与野党の論戦が展開される見通しです。