福島第一原発1号機 調査延期 原因は電磁波の影響か 東京電力

福島第一原子力発電所1号機で、格納容器内部の調査が、トラブルで延期されたことについて、東京電力は、ロボットにつながるケーブルを巻き取る機器に電源を入れた際に発生した電磁波の影響で、トラブルが起きた可能性が高いことを明らかにしました。

東京電力は今月12日、福島第一原発の1号機で、格納容器内部の調査を始める予定でしたが、準備作業の段階で、複数の機器に電源を入れた後、ロボットに内蔵されている放射線量を測る機器のデータが、正確に表示されないなどのトラブルが発生したため、調査を延期しました。

東京電力は、17日、会見を開き、ロボットのケーブルを巻き取る「ケーブルドラム」という機器に電源を入れた際に出た電磁波が、放射線量のデータを送る系統に影響を与えた可能性が高いことを明らかにしました。

東京電力は今後、「ケーブルドラム」に電源を送るケーブルと、放射線量のデータを送るケーブルを離して設置し、データが正確に表示されるか確認することにしています。

準備作業では、このほか、ロボットに搭載されたカメラの時刻表示が止まるトラブルもあり、原因が特定できていないことから、調査開始のめどは立っていないということです。