熊本県「まん延防止等重点措置」18日にも要請の方向で最終調整

新型コロナウイルスの感染が熊本県で急速に拡大していることを受けて、蒲島知事は「まん延防止等重点措置」の適用に向けて、18日にも要請する方向で、国との間で最終的な調整を行っていることを明らかにしました。

蒲島知事は18日夕方、報道各社の取材に応じ「このまま何もしなければ、医療提供体制が崩壊するおそれがある。県民の命を大事に考えると、何も手を打たないのはありえない」と述べました。

そのうえで「まん延防止等重点措置」の適用について「国との間で最終調整の段階にある」と述べ、18日にも要請する方向で、国との間で最終的な調整を行っていることを明らかにしました。

一方、県内のどの地域に適用を要請するのか、その範囲などについては明らかにしませんでした。

蒲島知事は、18日の午前10時から開く記者会見で「まん延防止等重点措置」の国との最終調整の結果について明らかにしたいとしています。