オリックスの選手らが黙とう 阪神・淡路大震災から27年

阪神・淡路大震災から27年となる17日、当時、神戸市を本拠地としていたプロ野球・オリックスの選手やスタッフたちが犠牲者に黙とうをささげました。

オリックスは震災が発生した平成7年「がんばろうKOBE」を合言葉に、当時の仰木彬監督のもとパ・リーグ優勝を果たし、よくとしの平成8年にはリーグ連覇と日本一を達成し、復興の象徴的な存在の1つとなりました。

震災から27年となった17日、大阪 此花区の球団施設では正午に、当時、オリックスで現役選手だった福良淳一ゼネラルマネージャーや、田口壮外野守備・走塁コーチや選手など、およそ90人が震源地の方角を向いて1分間黙とうをささげました。

震災当時、主力選手の1人として活躍した田口コーチは「記憶は全く変わらないし、復興は進んでいるかもしれないけど、僕の中でいちばん最初に感じた『ドン』という音はいまだにドキッとしてしまう。寝ていても起きてしまうし、扉がバンと勢いよく閉まると反応してしまうし、トラウマは一生消えないと思う」と話していました。

また、オリックスは昨シーズン、25年ぶりに日本シリーズを神戸の舞台で戦ったことから「ベースコーチで立つとは思っていなかったが、あそこで見た光景は27年前を思い出したし、風化させないためにもあの1試合は大きかった。震災を知らない選手たちにもそういうことを経験してきた球団だと理解してほしいし、機会があったら話していきたい」と話していました。