東京原油先物価格 約3年3か月ぶり高値 天然ガス供給懸念で

週明けの17日の東京原油市場は、ウクライナ情勢をめぐる天然ガスの供給懸念などを反映して、原油の先物価格がおよそ3年3か月ぶりの水準に値上がりしました。

17日の東京原油市場では、取り引きの中心となる先物価格は、午前の取り引きで1キロリットル当たり5万7000円台後半まで値上がりし、2018年10月以来、3年3か月ぶりの水準となりました。

これは、オミクロン株の感染拡大が経済活動や原油の需要に与える影響は限定的だという見方が広がる中、ウクライナ情勢をめぐるロシアと欧米の主張の隔たりが埋まらず、欧州への天然ガスの供給が滞るのではないかという懸念が強まったことが主な要因です。

市場関係者は「産油国の生産量の回復が需要に追いついていないという見方も出ていて、価格の上昇につながっている。オミクロン株の感染状況やウクライナ情勢も今後の原油価格を左右しそうだ」と話しています。