新年度予算案 国会に提出 一般会計総額107兆5964億円 過去最大

政府は、新型コロナ対策の費用などを盛り込んだ新年度、令和4年度予算案を国会に提出しました。一般会計の総額は107兆5964億円に上り、過去最大です。

政府は17日閣議で、新年度予算案を正式に決定し、通常国会に提出しました。

新年度予算案は、一般会計の総額が107兆5964億円に上ります。

これは今年度、令和3年度の当初予算を9867億円上回って過去最大です。
歳出のうち「社会保障費」は、いわゆる団塊の世代が75歳以上に入り、医療や介護が増えることで、過去最大の36兆2735億円となっています。

この中には、看護や介護などの現場で働く人の賃金の引き上げに必要な費用も盛り込まれています。
また、
▽「防衛費」として5兆3687億円
▽国債の償還や利払いに充てる「国債費」として24兆3393億円を盛り込んだほか、
▽新型コロナウイルス対策では、国会の承認を得ずに機動的に使いみちを決められる「予備費」も5兆円計上しました。
一方、歳入は、税収が企業収益の回復傾向などを背景に、過去最高の65兆2350億円になると見込んでいます。

それでも、税収などの不足分を埋めるため、36兆9260億円に上る新規国債を発行する見込みで、歳入全体の34%を国債に頼る厳しい財政状況が続きます。