岸田首相 甘利氏らと会談 “経済社会活動維持し感染抑え込み“

通常国会の召集を17日に控え、岸田総理大臣は15日夜、自民党の甘利前幹事長らと会談し、経済社会活動を維持しながら新型コロナの感染を抑え込むことが重要だとして協力していくことを確認しました。

会談は15日夜、東京都内で食事をとりながら2時間余り行われ、山際経済再生担当大臣と木原官房副長官も同席しました。

この中では、17日の通常国会召集を前にオミクロン株によって感染が急拡大している新型コロナへの対応や、岸田総理大臣が掲げる「新しい資本主義」を実現するための方策などをめぐって意見が交わされました。

そして、引き続き新型コロナ対応が最優先課題となり、経済社会活動を維持しながら感染を抑え込むことが重要だとして、協力していくことを確認しました。

会談のあと、甘利氏は記者団に「通常国会を前にリスクシナリオをシミュレーションして協力していこうという話をした。オミクロン株をどう制御し、対処していくかがいちばんの課題だ」と述べました。