「受験機会の確保に最大限対応」文科相 切りつけ事件受け会見

大学入学共通テストの会場になっている東京大学の門の前で受験生など3人が切りつけられてけがをした事件を受け、末松文部科学大臣は緊急の記者会見を行いました。被害を受けた受験生2人への対応について「本人の状況と意向を確認し、追試験の受験が可能かどうかも含め、受験機会の確保に最大限の対応をしたい」と述べました。

末松大臣は「誠に遺憾で、残念だ。あってはならないことだ。被害に遭われた方の一日も早い回復をお祈りしたい」と述べました。

そして、大学入試センターから試験会場の警備の強化を各大学に要請したほか、会場周辺の安全対策の強化も警察庁に要請したことを明らかにしました。

試験会場での手荷物検査は、受験生の心理的な負担も大きいなどとして「実施は極めて難しい」と述べました。

被害を受けた受験生2人への対応については「本人の状況と意向を確認し、追試験の受験が可能かどうかも含め、受験機会の確保に最大限の対応をしたい。各大学の個別入試で合否判定することも選択肢の1つとしてあろうかと思っている」と述べました。

さらに「現場に居合わせた受験生のショックは計り知れない。その心情に寄り添う必要性を重大に感じている」と述べ、状況の把握を急ぐ考えを示しました。