ロシア外相 “ことし春ごろめどに訪日の方向で日本側と調整”

ロシアのラブロフ外相は、日本との関係を前進させたい意向を示したうえで、「日本への訪問が今後、2か月から3か月で決まるだろう」と述べ、ことし春ごろをめどに、日本を訪問する方向で調整を進めていることを明らかにしました。

ロシアのラブロフ外相は14日、外務省で1年間の外交成果を総括する記者会見を行いました。

この中で、ラブロフ外相は日本との関係について、「より実質的で、具体的で、開かれた対話を目指している」と述べ、日本からの投資を呼び込むなど経済分野を含めて関係を前進させたい意向を示しました。

そのうえで、「日本への訪問は必ず行われる。今後、2か月から3か月で決まるだろう」と述べ、ことし春ごろをめどに、日本を訪問する方向で日本側と調整を進めていることを明らかにしました。

そしてラブロフ外相は、日本との平和条約の内容について、「私たちの現在の関係が完全に反映され、発展のための新しい展望が開かれるものでなければならない」と述べ、条約の交渉には領土問題を含めず、両国の関係を引き上げるため、条約の締結を優先させるべきだと強調しました。

新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、日本とロシアの首脳や外相が相手国を訪問する形での会談は中断しています。

ラブロフ外相の訪日が実現して両国の本格的な政治対話が再開するかが焦点です。