北海道 “病床使用率20%超で対策レベル引き上げ”鈴木知事

感染が急速に拡大していることを受けて、北海道の鈴木知事は14日の道の対策本部会議で、病床使用率が20%を超える場合には、直ちに対策のレベルを引き上げ、まん延防止等重点措置を含めた対策を迅速に講じられるよう検討を進める考えを示しました。

この中で鈴木知事は、道内の感染状況について「レベル分類の指標のうち、病床の使用率は直ちにひっ迫する状況にはなっていないが、新規感染者数がさらに増加すれば、医療への負荷が急速に高まるおそれがあり、警戒が必要だ」と指摘しました。

そのうえで「医療提供体制への負荷を慎重に見極め、病床使用率が20%を超えることが確実になった場合には、速やかに『レベル2』へ移行し、まん延防止等重点措置を含めた対策を迅速に講じることができるよう検討を進めていく」と述べました。

そして道民に対し、飲食の場面では短時間で深酒をせず、会話の時はマスクをつけるなど感染対策を徹底するよう呼びかけました。