ケネディ元司法長官殺害で服役の男の仮釈放 州知事 認めず

アメリカのケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ元司法長官を殺害したとして、終身刑で服役している男について、カリフォルニア州司法当局の審査機関が仮釈放を勧告していたのに対し、州知事はこれを認めない判断を下しました。

ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ元司法長官は、大統領選挙の民主党の候補者選びに立候補していた1968年、ロサンゼルスのホテルで、カリフォルニア州の予備選挙の勝利宣言を行ったあとに銃撃されて亡くなりました。

この事件で、当初は死刑判決を受けたものの、その後、終身刑に減刑され、服役しているサーハン・サーハン受刑者(77)について、州司法当局の審査機関は、去年8月、社会の安全にとって脅威となるおそれはないなどとして、仮釈放を勧告していました。

勧告に対して最終的な決定権を持つカリフォルニア州のニューサム知事は13日「受刑者は今も社会の安全にとって脅威であり、過去に行ったような危険なことを繰り返さない見識に欠けている」などとして、仮釈放を認めない判断を下しました。

仮釈放の是非をめぐっては、ケネディ元司法長官の遺族の間でも意見が分かれていたため、ニューサム知事の判断が注目されていました。