日本遺産“計画不十分4地域” 認定は取り消さず条件付き継続

各地の文化や伝統を地域活性化に生かす目的で認定される「日本遺産」のうち、計画が不十分とされた4つの地域について、文化庁は認定を取り消すべきか再審査を行った結果、今後3年で取り組みを進めることを条件に認定の継続を決めました。

「日本遺産」は各地に点在する文化財を歴史的な経緯や地域の特色ごとにまとめて観光振興に生かそうと、文化庁が2015年度から地域を認定していて、おととしまでに104件にのぼっています。

文化庁はこのうち、岐阜市と鳥取県三朝町、島根県津和野町、それに福岡県と佐賀県の一部の市と町が申請している4つの「日本遺産」について、地域活性化の計画が不十分だとして、去年7月から認定を取り消すべきか再審査を行ってきました。

その結果、今回はいずれも認定を取り消さず、今後3年で取り組みを着実に実行することを条件に認定を継続することを決めました。

これらの4つの地域については、3年後に再び審査を行うとしていて、日本遺産の認定件数が全体で上限100件程度となるよう、改めてほかの候補地と比べて相対的に上回る地域を日本遺産として認定するということです。