古代都市遺跡ポンペイの美術品など紹介 特別展 あすから 東京

およそ2000年前に火山の噴火で埋もれた、古代都市の遺跡ポンペイの美術品などを紹介する特別展が14日から東京 上野の東京国立博物館で始まります。

ポンペイは今のイタリア南部ナポリ近郊にあった古代都市で、およそ2000年前に火山の噴火で埋もれましたが、遺跡からは多くの美術品や日用品が見つかっています。

東京 上野の東京国立博物館で14日から特別展が開かれ、ポンペイ遺跡の出土品などおよそ150点が展示されます。

このうち、日本で初めて公開される「踊るファウヌス」という高さおよそ70センチの彫刻は、躍動感のある体の動きや髪の毛やひげの細かなところまで表現されていて、当時の作り手の技術力の高さがうかがえます。

また、直径20センチほどの「炭化したパン」は、ポンペイにあった店で販売されていたとみられるということで、都市生活の様子や豊かさを感じさせます。

このほか、モザイク画の世界的な傑作とされる「アレクサンドロス大王のモザイク」を実物とほぼ同じ大きさで、高精細の8K画質で見ることができます。

東京国立博物館の小野塚拓造主任研究員は「今回の展示品は、当時の文化や都市の生活をリアルに伝えてくれます。一つ一つにとても力があるので、遺跡を散歩しているような気持ちで楽しんでもらいたいです」と話していました。

特別展「ポンペイ」は、14日から4月3日まで開かれる予定です。