日本大学 田中前理事長らに損害賠償請求の方針 文科省に報告

学校法人トップだった田中英壽前理事長が脱税の罪で起訴されるなどした日本大学は、11日、文部科学省に今後の対応について報告し、前理事長らに損害賠償を請求する方針を明らかにしました。

日本大学の加藤直人理事長は、11日夕方、文部科学省を訪れ、一連の事件を受けた今後の対応について報告しました。

それによりますと先月27日に開催した臨時理事会で、所得税法違反の罪で起訴された前理事長の田中被告や、背任の罪で起訴された元理事の井ノ口忠男被告らに、損害賠償請求をする方針を決定したということです。

また、日本弁護士連合会に依頼して第三者委員会を設置することも決議し、賠償請求額は、今後の調査結果に基づいて精査するとしています。

日本大学に対しては、文部科学省が、再三の指導にも適切な対応が取られていないとして、先月17日、管理運営体制の見直しなどを改めて求めていました。

加藤理事長は、「日本大学と一切関係のない第三者委員会において、今回の事件などを含めて新たに調査していただき、改革を進めていきたい」と述べました。