NYダウ 一時590ドル超値下がり FRB金融引き締めへの警戒感など

週明け10日のニューヨーク株式市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が金融の引き締めを急ぐことへの警戒感や長期金利の上昇を背景に、ダウ平均株価が一時590ドルを超える大幅な値下がりとなりました。

10日のニューヨーク株式市場は、取り引き開始直後から売り注文が膨らみ、ダウ平均株価は一時、先週末に比べて590ドルを超える大幅な値下がりとなりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会がインフレの抑制に向けて金融の引き締めを急ぐことへの警戒感が広がったことや、ニューヨーク債券市場でアメリカ国債が売られ、長期金利が一時1.8%台をつけておよそ2年ぶりの水準まで上昇したことが、背景にあります。

その後、買い戻しの動きも出て、ダウ平均株価の終値は先週末に比べて162ドル79セント安い、3万6068ドル87セントでした。

ダウ平均株価の値下がりは4営業日連続です。

市場関係者は「FRBが金融の引き締めを急ぐと景気が冷え込むという見方が出たほか、長期金利が上昇するペースが速いことへの警戒感もあって売り注文を出す投資家が多かった。市場の関心は、11日に予定されているFRBのパウエル議長の議会の公聴会での発言などに集まっている」と話しています。