沖縄県 警察や海保でも新型コロナの感染広がる

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、沖縄県警察本部と沖縄を管轄する第11管区海上保安本部でも感染が広がっています。

いずれも今のところ業務に支障は出ていないとしています。

沖縄県警察本部によりますと、最も感染が広がっているのは宮古島警察署で、これまでに20代から50代の署員合わせて13人の感染が確認されたということです。

また、警察本部で3人、宜野湾警察署で2人、このほか沖縄本島の6か所の警察署でそれぞれ1人の感染が確認され、合わせて24人となっています。

このほかの警察署でも家庭内で感染者が出て、濃厚接触者として自宅待機となっている署員が複数いるということです。

沖縄県警察本部は「今のところ業務に支障は出ていない。コロナ対策をしっかり行いながら、今までどおり県民にしっかり対応していく」と話しています。

また、第11管区海上保安本部によりますと、これまでに感染が確認された職員は合わせて35人で、このうち宮古島海上保安部が20人と最も多く、このほか沖縄本島と石垣島にある海上保安部や航空基地の5か所で合わせて13人、海上保安本部で2人の感染が確認されています。

海上保安本部は今のところ業務に支障は出ていないとしています。