バスケB1 広島ドラゴンフライズ 18人がコロナ感染 2試合中止に

バスケットボールB1の広島ドラゴンフライズは、選手とスタッフ合わせて18人が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。このため、8日から長野市で行う予定だった2試合が中止となりました。

クラブによりますと今月2日、選手15人とチームスタッフ9人の合わせて24人が富山グラウジーズとの試合前にBリーグが統一で行っているPCR検査を受けたところ、チームスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。

これを受けて5日、再びPCR検査を受けると、6日新たに選手13人、スタッフ4人の合わせて17人の陽性が確認されました。

現在チームスタッフ1人が発熱と喉の痛みを訴えてホテルで療養しているほかは、症状はなく自宅で待機しているということです。

これにより試合に出場できる選手が8人未満になったため、リーグの規定により今月8日と9日に長野市で行われる予定だった信州ブレイブウォリアーズとの2試合は中止となりました。

広島ドラゴンフライズの浦伸嘉社長は「感染対策を行っていた中で新型コロナの感染の広がる速さに驚いている。保健所の調査に協力して、感染がさらに広がるのを防ぎたい」と話しています。

感染など相次ぎB1の12試合が中止に

バスケットボール男子のBリーグは、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が相次いで出たことから、B1の12試合を中止すると発表しました。

中止となるのは、8日から10日にかけて行われる予定の6つのカードの12試合です。

また、B2でも1つのカードの2試合が中止となっています。

Bリーグでは代替試合の開催については未定としています。

Bリーグでは、複数のチームで選手やスタッフが新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたり、濃厚接触者と判定されたりしていて、今月14日から沖縄県で開催する予定だったオールスターゲームについても中止が発表されていました。