東京都 新型コロナ 新たに641人感染確認 前週比約10倍

東京都内の6日の感染確認は641人で、1週間前の木曜日のおよそ10倍に増えました。都の担当者は「オミクロン株の影響と年末年始で人の動きが活発になったことが相まって急増していると考えている。オミクロン株は一定程度広がっていると考えていい」と話しています。

東京都は6日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女あわせて641人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

64人だった1週間前の木曜日のおよそ10倍に増えました。

1日の感染の確認が600人を超えるのは、去年9月18日以来です。

6日までの7日間平均は218.0人で、前の週の447.6%と4倍を超える増加です。

都の担当者は「オミクロン株の影響と年末年始で人の動きが活発になったことが相まって急増していると考えている。オミクロン株は一定程度広がっていると考えていい」と話しています。

感染が確認された641人のうち、4割にあたる254人が20代でした。

30代は131人で、20代と30代をあわせると全体の6割になります。

また、641人のうち52.1%にあたる334人は、ワクチンを2回接種していました。

さらに、感染経路がわかっていない人は395人で、わかっている人は239人でした。

感染経路がわかっている人のうち最も多いのは「家庭内」の135人でした。

一方、都の基準で集計した6日時点の重症の患者は、5日と同じ3人でした。

死亡した人の発表はありませんでした。