大阪府 “オミクロン株感染の5割余がワクチン2回接種”

大阪府は今月初旬までにオミクロン株への感染が確認された府民のうち、5割余りがワクチンを2回接種していたことを明らかにしました。

大阪府はオミクロン株への感染が確認された府民について、年代やワクチンの接種歴などを調べています。

それによりますと先月14日から今月4日までにオミクロン株への感染が確認された府民145人のうちワクチンを2回接種していたのは56.6%、1回接種していたのは2.1%、未接種が40.7%でした。

年代別にみると30代以下が67.6%を占め、特に10代以下は32.4%で、第4波の12%、第5波の22.2%と比べて高くなっています。

感染経路については、感染経路がわからない人が33.1%に上る一方で、学校関連が20.7%、濃厚接触者が20%、家庭内感染が18.6%、施設関連が5.5%、飲食店が2.1%となっていて、府は学校関連や施設関連の集団感染に注意が必要だとしています。