ガソリン小売価格 7週連続で値下がり 平均1リットル164.7円

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり164.7円となり、7週連続で値下がりました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、4日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットル当たり164.7円で、先週に比べて0.4円値下がりしました。

変異ウイルス「オミクロン株」の影響で、景気回復が遅れて需要が減少するという見方から、原油の先物価格が下落したことが主な要因で、7週連続の値下がりとなりました。

また、灯油の店頭価格も全国平均で18リットル当たり1911円と、先週より4円値下がりしました。

今後の見通しについて、石油情報センターは「オミクロン株の感染が世界的に広がる一方、経済活動への影響は限定的だとの見方から、このところ原油価格は再び上昇していて、ガソリン価格も値上がりに転じる可能性もある」と話しています。