米 オースティン国防長官 コロナ陽性 閣僚協議などに影響も
アメリカのオースティン国防長官は2日、新型コロナウイルスの検査の結果、陽性だったと明らかにしました。症状は軽いとしていますが、日本との間で調整している閣僚協議などの日程に影響が出る可能性もあります。
アメリカのオースティン国防長官は2日、声明を発表し、新型コロナウイルスの検査の結果、陽性だったと明らかにしました。
休暇中に自宅で症状が出たということで、症状は軽く、国防長官としての権限は維持されるとしています。
オースティン長官はCDC=疾病対策センターのガイドラインに基づいて、今後5日間、自宅隔離するということで、意思決定が必要な重要な会議には可能なかぎり、オンラインを活用して参加するということです。
また、バイデン大統領に直接会ったのは、10日以上前の先月21日が最後で、その日の朝に行った検査では、陰性だったとしています。
オースティン長官は、日本との間で今週7日にも外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」をオンラインで行うことや、日米韓3か国の防衛相会談を今月中旬にハワイで行うことを調整していて、こうした一連の日程に影響が出る可能性もあります。