ドバイ万博「日本館」 案内係の日本人2人の感染を確認

UAE=アラブ首長国連邦で開かれている国際博覧会「ドバイ万博」の日本のパビリオンで案内係2人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
この影響で日本のパビリオンは25日の営業が取りやめになりました。

日本の経済産業省は25日、ドバイ万博に出展している日本のパビリオン「日本館」で、「アテンダント」と呼ばれる、日本人の案内係2人が新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。
体調不良を訴えた案内係の1人が検査で陽性となり、近くで働いていたもう1人も陽性だとわかったということです。
経済産業省によりますと、日本館のスタッフの間で感染者が確認されるのは初めてで、日本館ではおよそ170人のスタッフ全員に検査を実施したということです。
また、この影響で、25日の営業は取りやめとなり、今後の再開については検査の結果などを考慮して判断するということです。

UAEでは今月新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染例が確認されて以降、1日の新規感染者数が10倍以上に急増していて、ドバイ万博でも20日には日本館に併設された回転ずし店で従業員10人の感染が見つかっています。