ミャンマー 民主派「軍が市民35人殺害」と非難 軍は戦闘と説明

ミャンマー東部を拠点とする民主派の武装組織は、子どもや女性を含む市民35人が軍に殺害されたと非難する声明を発表しました。
一方の軍は、武装組織との戦闘があったなどと異なる説明をしています。

ミャンマー東部のカヤー州では、クーデターで実権を握った軍に抵抗する民主派の市民の一部が武器を取り、地元の少数民族の武装勢力の支援を受けながら軍との激しい戦闘を続けています。

民主派の武装組織は、組織とは関係のない、子どもや女性を含む市民35人がカヤー州のモソ村の近くで死亡しているのが見つかったとする声明を出しました。
武装組織は、死亡した35人は24日に戦火を逃れて避難する途中に軍に殺害され、車とともに焼かれたとして「人道に対する罪だ」などと強く非難しています。

一方、軍は国営メディアを通じて、モソ村の近くで車に乗った武装組織のメンバーが停止を求める兵士に銃撃を加えてきたことから戦闘になったなどと、異なる説明をしています。

ミャンマーでは、軍の統治に抵抗する市民への弾圧が続いているほか、軍と民主派の武装組織との戦闘が各地で続いていて、犠牲者が増え続けています。