柏崎刈羽原発6・7号機 消火設備の配管工事 不適切溶接相次ぐ

新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所で6号機と7号機の消火設備の配管工事で不適切な溶接が多数見つかったと東京電力が公表しました。溶接工事を行った東京電力の元請け会社は、施工管理が適切でなかったとしています。

柏崎刈羽原発では、消火設備の配管工事で不適切な溶接が行われているとする匿名の申告が寄せられ、東京電力はことし7月、6号機で30か所見つかったとする調査結果を公表しています。

24日の会見で新潟本社の橘田代表は7号機の調査結果を公表し、抜き取り調査した194か所のうち74か所で不適切な溶接が見つかったことを明らかにしました。

この溶接工事は、元請けの「東京エネシス」の協力会社の下請けが担当していて、東京エネシスは現場の溶接士に任せきりで、定められた手順にのっとっていなかったとしたうえで施工管理が適切でなかったとしています。

東京エネシスは、7号機の溶接部をすべて検査して溶接をやり直すとともに、今後は下請け会社に抜き打ち検査を行うなどとする再発防止策をまとめました。

柏崎刈羽原発の6号機と7号機は再稼働に必要な審査に合格していますが、テロ対策の問題が相次いで明らかになり、原子力規制庁が検査に入るなど、再稼働できない状態が続いています。