9歳の男の子の「あした」奪った飲酒運転事故 きょう判決 大津

おととし『あしたはもっと楽しくなるといいです』と日記につづっていた9歳の男の子が、その翌日、大津市で飲酒運転の車が起こした事故に巻き込まれて亡くなりました。この事故で危険運転致死の罪に問われている42歳の会社員に21日、大津地方裁判所で判決が言い渡されます。

この事故は、おととし5月に大津市の国道で起きました。

富山県砺波市から家族で旅行していた小学4年生の9歳の男の子が乗った車に、国道を逆走してきた車が衝突し、男の子は亡くなりました。

男の子は毎日、日記を書いていて、事故の前日には『あしたはもっと楽しくなるといいです』とつづっていました。

この事故で逆走した車を、酒を飲んで運転していた京都市伏見区の会社員、※カン宏史被告(42)が危険運転致死の罪に問われました。

大津地方裁判所で行われてきた裁判で、検察側は酒に酔って正常な運転が困難な状態だったとして懲役6年を求刑しました。

男の子の両親も審理に参加し「飲酒運転が息子の未来を奪った」と訴えました。

これに対し、被告側は酒を飲んだことは認めたうえで「アルコールの量はわずかで運転に影響はなく、居眠り運転だ」と主張して、刑の軽い過失運転致死罪などを適用するよう求めています。

判決は、21日午後4時に言い渡される予定です。

※「菅」の草冠が「++」