インドネシア ジャワ島の火山噴火 再び大規模火砕流のおそれ

今月4日に火砕流が発生して48人が死亡した、インドネシア ジャワ島のスメル山ではその後も連日噴火が観測されていて、インドネシアの当局は再び大規模な火砕流が発生するおそれがあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。

今月4日、ジャワ島東部にある標高およそ3600メートルのスメル山が噴火して火砕流がふもとの集落まで流れ下り、これまでに48人の死亡が確認されたほか、36人が今も行方不明となっています。

スメル山ではその後も連日小規模な噴火や火砕流が観測されていて、19日も日本時間の午前7時半ごろに噴火が観測され、広い範囲で火山灰が降りました。

インドネシアの当局はスメル山で再び大規模な火砕流が発生するおそれがあるとして、警戒レベルを4段階のうち2番目に高いレベルに引き上げ、厳重な警戒を呼びかけています。

4日の火砕流から2週間余りがたちましたが、自宅を失うなどした住民1万人余りが各地の避難所に身を寄せていて、不自由な避難生活を余儀なくされています。

今月7日に現地を視察したジョコ大統領は、被災者を山から離れた地区に集団移転させることも検討すると述べていて、住民生活への影響は長期化する見通しとなっています。