パラオ ペリリュー島の戦いを伝える催し 茨城 常陸大宮

太平洋戦争で多くの犠牲者を出したパラオのペリリュー島の戦いを伝えていこうという催しが、パラオと交流を続けている茨城県常陸大宮市で開かれました。

この催しは多くの茨城県出身者も犠牲になったパラオのペリリュー島の戦いについて若い世代にも知ってもらおうと、東京オリンピック・パラリンピックでホストタウンとなるなどパラオと交流を続けている常陸大宮市が開き、60人余りが参加しました。

はじめにペリリュー島の戦いを生存者らの証言をもとに描いた漫画「ペリリュー 楽園のゲルニカ」の原作者、武田一義さんが6人の高校生とオンラインで対談しました。

高校生が「どういう思いで戦いのシーンを描いたのか」と質問すると、武田さんは「戦争によってどのように命が朽ちていくのか、現実の戦いをリアリティをもって伝えたかった」と話していました。

このあとペリリュー島の戦跡を紹介するオンラインツアーも行われ、現地のガイドが当時日本軍が陣営とした洞窟や戦没者の慰霊碑などを案内しました。

参加した30代の女性は「こんなに穏やかな島で悲しい出来事があったと知り、胸が痛みました」と話していました。