フィリピン 台風22号通過から2日 48万人超避難 支援本格化

台風22号がフィリピンを通過してから2日がたち、政府は住宅の倒壊や浸水などで48万人以上が避難生活を余儀なくされているとして、本格的な支援に乗り出す方針です。ただ離島などでの被害がまだ把握できておらず、死者はこれまでに確認された31人からさらに増える可能性があるとしています。

フィリピンの災害対策当局によりますと、17日にかけて第2の都市セブ市など中部を通過した台風22号では、19日午前までに31人の死亡が確認されました。

フィリピン軍が公開した、南部のシアルガオ島を空から撮影した映像では、広範囲で住宅が倒壊している様子が確認できます。

倒壊や浸水などの被害が出た住宅はおよそ3700棟におよび、48万人以上が避難生活を余儀なくされているということです。

軍などによりますと、いまも離島を中心に20以上の自治体と連絡が取れておらず、死者や建物の被害などはさらに増える可能性があるとしています。

倒壊した建物や住宅の屋根などで救助を待つ人もまだ多く残っているとみられ、フィリピン政府は離島に軍用機などを派遣して救助活動を急ぐとともに、避難生活を続ける住民への本格的な支援に乗り出す方針です。