「少しでも解決の兆しを」世田谷一家殺害事件 21年を前に集会

東京・世田谷区で一家4人が殺害された事件から21年となるのを前に現場近くで関係者が出席して集会が開かれ、遺族が「生きている間に少しでも解決の兆しを見たい」と訴えました。

2000年の大みそか東京・世田谷区の住宅で▽会社員の宮沢みきおさん(44)、妻の泰子さん(41)、長女のにいなちゃん(8)、長男の礼くん(6)の一家4人が殺害されているのが見つかりました。

事件発生からまもなく21年になるのを前に18日、現場近くのホールで集会が開かれ、およそ50人の出席者が解決を願って黙とうしました。

集会では警視庁の元捜査幹部や弁護士なども参加してパネルディスカッションが行われ「現場に残されていたDNAから犯人の似顔絵を作成する方法など新しい技術を導入できるよう法整備を進めるべきだ」といった意見などが出されていました。

集会に参加した宮沢みきおさんの母親の節子さん(90)は「事件から20年以上たちますが、解決に向かって進展しているとは思えません。毎日毎日、『きょうも何の連絡もなかった』と思って過ごしており、生きている間に少しでも解決の兆しを見たいと思っています」と訴えていました。