オミクロン株 神奈川県に滞在の2人が濃厚接触者に 県発表

神奈川県は、12月6日と7日に入国し県内に滞在していた2人が、新たな変異ウイルス「オミクロン株」への感染が確認された人と同じ飛行機に乗っていたことが新たに分かったと発表しました。

厚生労働省は10日、11月末以降に入国した男女8人が新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認され、同じ飛行機に合わせておよそ470人が乗っていたことを明らかにしました。

厚生労働省は全員を濃厚接触者とみなし、入国後14日間は宿泊施設での待機を求めています。

神奈川県は、12月6日と7日に入国し神奈川県内に滞在している2人がこの濃厚接触者にあたることが新たに分かったと12日に発表しました。

2人は12日、滞在していた場所から県内の宿泊療養施設に移り、待機しているということです。

神奈川県によりますと、県内に住んでいたり滞在していたりした人でこれまでに「オミクロン株」への感染が確認された人の濃厚接触者と判断された人は、これで合わせて55人となりましたが、これまでのところ症状があったり陽性が確認されたりした人はいないということです。