アメリカの6つの州で竜巻相次ぐ 多数の死傷者か

アメリカ南部などの6つの州にかけて竜巻が相次いで発生し、各地で建物が倒壊しました。現地メディアはこれまでに4人が死亡したと伝えているほか、多くの人ががれきの下に取り残されているとみられ、死傷者が増えることが懸念されます。

NOAA=アメリカ海洋大気局によりますと、10日夜から11日にかけてアメリカ中西部や南部の6つの州で、大小合わせて30以上の竜巻が相次いで発生しました。

各地で建物が倒壊するなどの被害が伝えられていて、このうち中西部のイリノイ州では、アメリカのIT大手、アマゾンの倉庫が大きく壊れました。

現地からの映像では、倉庫の屋根が落ち、むきだしの柱が並んでいる様子が確認できます。

また、南部ケンタッキー州では工場が倒壊し、アメリカのCNNテレビは当時、従業員など110人が働いていて、一部ががれきの下に取り残されているおそれがあると伝えています。

ケンタッキー州のベシア知事は州全体に非常事態を宣言し、「これまでに経験したことのないようなひどい被害だ。50人以上が死亡した可能性があり、70人から100人近くの死者が出ているのではないかと懸念している」と述べました。

竜巻に襲われた地域では各地で捜索活動が行われていて、現地メディアはこれまでに4人が死亡したと伝えていますが、死傷者が増えることが懸念されます。