福島 富岡町 帰還困難区域の一部 先行して解除目指す方針

福島県富岡町は、原発事故にともなう帰還困難区域のうち、避難指示解除の具体的な時期が示されていない地域の一部について、除染廃棄物の仮置き場としてすでに除染が行われた区域にかぎり、先行して解除を目指す方針を固めました。

富岡町は、4年前に町の面積のおよそ9割で避難指示が解除され、北東部に残る帰還困難区域のうち国道6号線の西側を中心とするおよそ390ヘクタールでは、2年後の解除に向けて除染やインフラ整備が進められています。
一方、残る460ヘクタールについては国が、2020年代に希望する住民が帰還できるよう必要な箇所を除染して避難指示を解除するとしていますが、解除の具体的な時期は示されていません。

こうした中、富岡町はこの土地の一部について、先行して避難指示の解除を目指す方針を固めました。
対象となる土地は現在、除染廃棄物の仮置き場になっていて、作業員の安全のためすでに除染が行われているということです。
町は2年後に解除が予定されている隣接地域と合わせて、土地を広域的に活用することで産業団地や企業進出の拠点となる施設などの整備を進めることを検討しています。